2020年7月18日土曜日

浦上 将人 国際協力―治水インフラ整備の現場から


『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編71日目 
九州の方では今回72時間で800ミリを超える雨が降りました。昨年の台風19号や一昨年の西日本豪雨など、毎年の様に街が泥に浸かる景色が伝えられています。被災した方々が出来るだけ早く平穏な暮らしを取り戻す事をお祈りしております。

  さて、今日お勧めする本は、そんな雨が降る日本では想像のつかない、水の無い国々で治水、利水に奮闘した技術者の遺稿です。 

この本を読んで、世界を見る目が変わった!と、実感できます。今は亡き著者は、治水、利水にかかるODAの融資審査のため、文字通り世界を飛び回り、観光旅行では目にすることはできない各国の諸事情を体感し、本書でその知見を伝えてくれています。 

本書から伝わってくるのは、水の大切さ。世界はカラカラに乾いていて、且つ残った水もよごれている、そして、日本がその水に恵まれているありがたさです。比較的水資源・環境のイニシアティブを活用すれば、日本の農業も世界に通用して行く様に思いました。

   番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。




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