2020年11月30日月曜日

鴨頭 嘉人 人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編206日目


 今日の新潟日報の窓欄は、10代の投稿を載せるきらきらキラリと言う企画の日でした。テーマは尊敬する人。ココシャネルやスティーブ・ジョブズに混じって、ゲーム実況などのYouTuberが挙げられています。いずれも投稿者を元気にしたり、頑張る気力をもらえたりと、プラスのエネルギーを与えているようです。YouTuberも立派に社会に貢献している事に気付き、あらためて時代の変化を感じました。


 さて、今日お勧めする本は、大人のためのYouTube講演家、鴨頭さんの書籍です。


 この本の主旨は、人生を豊かにするために、人を変えることは出来ないから、自分を変えましょう、って事だと思います。


 マクドナルドで数々の記録を作り上げた著者は、店長と言う立場になった時、大きな失敗をしています。それは、正しい自分のやり方で相手を変える事で、成果を上げようとしたが、相手は離れていくばかりで、変える事が出来ず、とうとう、自分も鬱状態になってしまったのです。


 そこから、転勤を機に、どんな相手であっても、相手を信じる事に決めて、実践して自分を変えた著者の快進撃が始まります。


 著者の体験したエピソードの他にも、本書には、仕事に活かせそうな言葉が満載されています。


 以下、書抜。 『ついつい上司は部下と機智や能力で競いがちになるものです。力のある上司ほどこの落とし穴にハマりやすいのではないでしょうか?僕は"自分を越える部下を育てる上司"へのチャレンジをこの時しはじめたのだと思います。』  

 

 同じ次元では無く、それぞれの立場で多次元的な視点で仕事に当たることが強い組織の条件と言えそうです。


 後輩や部下との付き合いに悩める人にお勧めの一冊です。

 


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2020年11月29日日曜日

加藤 秀俊 独学のすすめ (ちくま文庫)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編205日目


 先日、友達と3人で、新潟の居酒屋飲みに行ったのですが、テーブルの真ん中にアクリルの仕切り板が置いてありました。それは動かしてはいけないそうです。アクリル板があると、どうしても一緒にいる感じが半減します。withコロナの時代はコミュニケーションがとても難しくなる様に思います。


 さて、今日お勧めする本は、独学により知識を得る事の可能性を力説する主婦向けの雑誌に掲載されたエッセイです。


 この本の主旨は、独学する意欲があれば、大学などに行かなくても、あらゆる知識を身につけられる。って事だと思います。


 まず、本書では、チンパンジーの研究者で『森の隣人』という本を書いた、ジェイン・ラヴィック・グドールが、OLから独学でチンパンジー研究の第一人者になる例を紹介します。どんな人でも、いつからでも、つよい学問的関心と決心があれば、独学により世界的な業績を残すことができるとの事。


 高卒のOLだったジェインの話から、学問をするためには学校に行かなくてはならないという常識は間違いなのではないかと著者は提起します。さらに著者は、学校は勉強するのに便利なようにできているが、考えようによっては、学校は独学で勉強する事が出来ない人たちを収容する場所であると喝破しています。


 学校は、独学で学問出来ない人間のための救済施設であり、独学できる人間は学校に行かなくてもちゃんとやっていける。教育というと子供の問題に感じるが、親にとっても教育は、独学として一生続くものであるとの事。


 さらに、後天的な情報選択能力が人間の人生の質を決めるとの事。読書は、他人の経験や知識を気軽に得る事のできる手段である。大人が本を読まなければ、子供も本を読まない。日本人ぜんたいに共通する文学的教養が崩壊する危機的状況との事です。


 かなり耳の痛い話が続きますが、今の時代はやる気になれば、独学でかなりの知識を得る事のできる環境が整っているという著者のことばから、独学の大きな可能性と明るい未来を示してもらえたと感じました。

独学のすすめ (ちくま文庫) [ 加藤秀俊 ]


2020年11月28日土曜日

池井戸 潤 架空通貨 (講談社文庫)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編204日目


 ビットコインはこの一週間で、20%の幅で増減しています。今のところ、どこにも使う事のできない通貨ですが、今後ビットコインで決済が可能になるという情報もあり、投機目的で購入する人が増えています。世界中で取り引きされているコインですから、紙屑になる事は無いでしょうが、大暴落も何回か起こっているそうなので、資産として持つのは危険です。お小遣いの範囲で持って置いて、10倍、20倍になる日を楽しみに待ちたいと思っています。


 さて、今日お勧めする本は、池井戸潤の初期作で、お金にまつわるサスペンス小説です。


 主人公の辛島は元商社マンで、企業の信用調査をしていたのですが退職し、今は高校で社会科を教えています。ある晩、教え子の黒沢麻紀が父親の経営する会社、黒沢金属工業の事で相談しに来ます。


 黒沢金属工業を倒産の危機から救うため、辛島は東京から400kmも離れた田神町にある田神亜鉛という会社を訪ねます。田神町は、田神亜鉛とその関連企業で成り立つ、企業城下町で、田神札と呼ばれる独自の通貨が流通していました。


 辛島は黒沢金属工業を救うための交渉を田神亜鉛に持ちかけますが、次第に田神札などのあやしいからくりに気がつきます。


 最後は田神亜鉛の経営者、安房正純が大きな仕掛けをしますが、その被害者で田神町は大混乱に陥ります。


 辛島は黒沢金属工業を救うことができるのか?田神町はどうなるのか?400ページを超える長編ですが、一気に読めてしまいます。


 勧善懲悪が気持ちの良い半沢直樹の池井戸潤とは一味違う本格的な良さがあります。お金や資本主義の危うさや真理を、やや極端な話にはなっていますが、しっかりと描きこんでいます。特に田神亜鉛という中堅企業が支配する企業城下町田神町とそこに訪れる危機の描写に迫力があってとても面白かったです。


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2020年11月27日金曜日

黒木 昭雄 栃木リンチ殺人事件―警察はなぜ動かなかったのか

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編203日目


 新潟県上越市立春日中学校1年の男子生徒が1995年、いじめを苦にして自殺してから25年が経ったと、新潟日報で報じていました。この様な悲劇があったからか、最近いじめが無くなっている様に感じます。教育関係者の努力に感謝です。


 さて、今日お勧めする本は、栃木で発生した悲惨な事件のルポタージュです。


 本書の主旨は、犯人達は最低だけど、警察も酷いんじゃ無いの?って事だと思います。


 これすごい話ですよ。本書を読んだ直後は、もう日産の車には乗りたくない、なんて思いましたしね。


 あらためて知る犯行グループの非道な行いに怒りを覚え、成敗してやりたいという自分の気持ちを抑えるのが大変でした。


 この事件は警察の怠慢にも責任があると言われているらしいのです。しかし、著者はさらにその黒幕として日産を名指ししています。日産が、企業イメージを守ることを優先したがために正当な捜査や救助を得ることなく被害者が犠牲となったというのです。被害者は、犯行グループだけでなく日産にも殺されていたのだとの事。


 単純な私はこの話を信じてしまいました。そして、自分の周りでも、組織優先の空気は良くない事だと、真剣に考えてきたいと思います。


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2020年11月26日木曜日

ジュリアン バジーニ 他2名 100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編202日目


 昨晩のNHKニュースで、東京都からの飲食店への時短要請にかかる報道を見た。インタビューに答える飲食店経営者は、これまで二度も時短要請に応えてきたが、今回は時短営業はしないと言っていた。時短営業のたびに売り上げが落ち、経営がもたないとの事。時短営業による感染抑制効果を見せて欲しいと言っていた。まさにその通りだと思います。都は時短要請に応えた店舗には、40万円の助成をするそうですが、他の使い道を考えた方が良いのでは無いかと思います。


 さて、今日お勧めする本は、まるでクイズ本の様に、とっつきやすい哲学の本です。


 この本の主旨は、読んで覚えるよりも、答えが出なくても考える事がずっと大事ですよ、って事だと思います。


 本書は、あり得ない話を元に哲学的な思考を展開していく本です。


 「列車の暴走で40人が死にそうなとき、5人だけ死ぬほうにレバーを切り替えられるとしたらどうするか」 NHK「ハーバード白熱教室」で取り上げられた「トロッコ問題」や、自分を食べて欲しいと願う豚の肉を食べることは正しいことか?

など、100ものテーマがあり、哲学辞典のような要素もあります。


 読んでいて思った事は、道徳的に正しい事が最良の結果をもたらすとは限らない事です。逆に合理的なことが道徳的とは限らない事は、容易に想像がつくと思いますが。道徳的でありたいというのは、良心を裏切りたくないという自己の欲求であることに考えが至れば、逆に一見道徳的では無いが合理的に正しい事こそ、道徳的であるという考えも十分に成り立つように思います。

 

 本書に戻って、“考えるためのシミュレーション・ツール”として、「思考実験」をためしてみて下さい。身体と脳・自意識・生命倫理・言語・宗教・芸術・環境・格差など、多岐にわたるテーマから選りすぐった簡単に“答え”の出ない、哲学・倫理学・論理学の100の難問が掲載されています。


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2020年11月25日水曜日

浜崎 智仁 コレステロールは高いほうが病気にならない (ベスト新書)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編201日目


 新潟県 GO TO EATキャンペーンの「食べにいGOて!食事券」を買って来ました。メディアシップまで行ったんですが、NIC新潟日報販売店でも買えるそうです。1万円で500円のチケットが25枚綴られており、使いやすそうです。新発田でも本田屋やふぢしんなど居酒屋で使えるので、ガッツリ使えそうです。3月末まで使えるそうなので、またお給料が入ったら買い足す予定です。


 さて、今日お勧めする本は、コレステロールは身体に悪いというイメージへのアンチテーゼを提唱する本です。


 本書の主旨は、心筋梗塞を起こしてなければコレステロールを下げる必要はないって事だと思います。


 コレステロールと聞くと体に悪そうなもののように聞こえますが、そんなイメージ先行の常識を覆してくれる本だと思います。まさに目から鱗です。


 高いよりもむしろ、コレステロールが低い方が体によくないそうです。また、BMI28以下ならちょっと肥満気味の方が長生きするデータは沢山あります。


 それから、コレステロールを撮らない食事は危険、むしろ魚を多く食べる様にすることが心筋梗塞を初め様々な病気の死亡リスクを下げるという。健康には禁煙、運動、魚食だそうです。



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2020年11月24日火曜日

山崎 拓巳 1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編200日目


 コロナ感染者が出た柏崎市の小学校では、生徒達にも感染が広がっていたそうです。マスク着用など感染対策をとっていたが防ぎきれなかったなどの学校側のコメントが報道されていました。これはとても大事なことだと思うのですが、感染対策は、100%の予防を保障するものでは無いという事です。クラスターが発生すると、どこか手落ちがあるように思う人が多いようですが、手落ちが無くてもクラスターは発生します。ですので、コロナ感染者責める風潮が無くなって欲しいです。


 さて、今日お勧めする本は、たくさんの仕事に囲まれ、身動きが出来ない人を助ける本です。


 この本の主旨は、やるべきことが多すぎて混乱しちゃう時は、一人で会議を行うように状況を整理していくと、解決に向かいますよ。という事だと思います。


 一人会議とは何かというと、ただ漠然と考えるのではありません。直面する問題に会議形式で、どうしたいのか?そのためにはどうするか?という問いをたて、それぞれに自分なりの答えを出し、スケジュール帳にその答えを書き出す。このステップを毎日10分でも良いので行う習慣をつけるのが大事との事です。


 問題解決のコツは、良い質問を立てること。長々考えてもわからない質問は、良い質問では無いので、どんどん答えが出そうな質問に変えていくことが大事だそうです。


 この本は私自身仕事に追い詰められて、かなりやばい状態になった時、御守りとして読んでいた本です。ぜひご一読ください。


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2020年11月23日月曜日

岡田 斗司夫 「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編199日目


 先日の大相撲千秋楽は、大関貴景勝と小結照ノ富士の優勝争いが実に面白かったです。本割では照ノ富士の力強さに圧倒されていた貴景勝が、優勝決定戦で見せた鋭い立ち合いと迷いのない突き押し。まさに心技体が揃った会心の一番でした。来場所以降も活躍に期待しています。


 さて、今日お勧めする本は、フィクションの世界で悪役の旗印となる世界征服について、真面目に検討した本です。


 この本の主旨は、特権階級もなく自由主義経済が一般的になった今の時代では、世界征服はウマミが無いよって事だと思います。


 アニメ制作に関わっていた著者は、なぜ悪役が世界征服をしたいのかという、疑問にぶち当たります。


 そこから著者による、悪役の持つ願望と世界征服についての、考察が始まります。著者に言わせると、世界征服は目的ではなく、手段でなければならない。そのため、悪役達には世界征服した後、何をしたいのか、明確な理念を持つ必要があるとの事です。


 著者が挙げる悪役の中で一番論理的に筋が通っているのは、宇宙戦艦ヤマトの悪役、ガミラス星人です。ガミラス星人は、人類を絶滅させ、地球を放射能で汚染する事で、自分たちの居住環境に近づけて、移住する事を目的としているからです。


 逆に北斗の拳に出てくるサウザーは、子供にピラミッドを作らせるという、明らかに非効率な事を圧倒的な支配力を無駄遣いして行っているのですから、わけがわかりません。


 結局、世界征服を可能にするためには、圧倒的な、人手と資金と手間が必要であることがわかります。そして、それを果たしたところで、自由主義経済の生み出す価値やサービス、つまりお金で買えるものに、叶わない恩恵しか得ることが出来ないのであれば、本末転倒である。という結論を導き出した挙句、今の価値観を否定する最新の世界征服を提案して終わります。


 ドラゴンボールや北斗の拳などフィクションの世界をたくさん引用しながら語る、政治哲学といっても良い本だと思います。ぜひご一読ください。



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2020年11月22日日曜日

東野 圭吾 流星の絆 (講談社文庫)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編198日目


 GOTOキャンペーンに規制がかけられるとの報道がありました。残念ながら、政府は最悪の選択をするようです。確かに感染は拡大していますが、これは、自粛ブームも終わり、経済活動が活性化してきている影響だと思うので、関係者は織り込み済みの事態だと思います。もう少し腰を据えた政策をとって欲しいと思いました。


 さて、今日お勧めする本は、12年前に大ヒット、ドラマ化もされた東野圭吾さんの感動作です。


 この作品の魅力は、犯罪に手を染めながらも寄り添って生きる、兄弟3人、功一、泰輔、静奈のお互いをいたわり合う兄弟愛だと思います。


 功一、泰輔、静奈の3人は、まだ小学生の夏に、3人で家を抜け出して流星を見に行った夜、何者かに両親を殺され失います。


 その後、事件が発生してから14年、事件は時効を迎えようとしていますが、犯人逮捕はおろか、手がかりすら見つかりません。


 その頃、3人はふとした事から、チームを組んで詐欺を犯す事を生業とするようになっています。施設育ちで頼りとするものが無い3人が、生きていくには、犯罪に手を染めるしかなかったのです。


 そんな中、ある大きな詐欺を仕掛けようとして、レストラン経営者の戸神行成に近づいたところ、その父、戸神政行が両親の事件の犯人だと3人は気が付きます。そして、戸神政行を警察に逮捕させることを目的に変更した詐欺を進めていく中、重要な役割を担うはずの妹の静奈が、こともあろうか仇の息子である、戸神行成に恋心を抱いてしまいます。


 強い絆で結ばれた優しい3人はどのような決断をするのか?両親の仇はうてるのか?最後まで全く先の読めない展開にページを捲る手が止まりません。


 もう一つの作品の魅力として、私は、騙されるターゲットである戸神行成が、自身の持つ誠実さや優しさだけで、3人の計画を狂わせていくところが凄く面白いと思いました。



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2020年11月21日土曜日

かざま りんぺい 新世代日本酒が旨い 角川SSC新書 いま飲むべき全国の36銘柄

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編197日目


 Amazonのprime Videoでボヘミアン・ラプソディを観ました。一言で言えば、Queenってカッコイイ!ですね。もちろん、フレディの苦しみや孤独を描いたストーリーも良いのですが、やはり音楽の力に圧倒される作品だと思います。


 さて、今日お勧めする本は、特に日本酒初心者に向けて美味しい日本酒を紹介する本です。


 この本の主旨は、今の日本酒は史上最高のクオリティだから飲まなきゃ損だよ!って事だと思います。


 著者の勧める、「新世代日本酒」は、淡麗辛口ではありません。フレッシュでフルーティ、しっかりした旨味と甘さがある濃醇甘口というタイプだそうです。


 この本の初版が10年前の2010年ですが、確かに著者の指摘はトレンドとなり、最近はフルーティな日本酒が大流行りの様に感じます。まあ、私は香りが強い日本酒は少し苦手なので、香りが穏やかで旨みが強い日本酒が好みなのですが。


 もう一つ残念な事としては、新潟のお酒は「新世代日本酒」の代表とはなっていません。理由としては、地元で淡麗辛口のニーズが高く、濃醇甘口の酒をつくる蔵がほとんどないとの事です。新潟では、村祐と鶴齢が「新世代日本酒」として紹介されているのみです。


 寒くなってきて、日本酒の恋しい季節。本書を読んで、いつもと違う日本酒を試してみてはいかがでしょうか?


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2020年11月20日金曜日

水野敬也 夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編196日目


 新型コロナの第三波が来ています。実効再生算数こそ、1.2から1.4の間で、爆発的な感染には至っていませんが、今回は重症者が第一波のレベルに迫っていることと、地方まで広がっている事が気がかりです。クリスマス商戦への影響が心配です。


 さて、今日お勧めする本は、夢をかなえるゾウシリーズの最新作です。


 この本の主旨は、結局『夢』って使い方によって良し悪しだよ、って事だと思います。


 本書は、夢をかなえるゾウというタイトルでありながら、夢を追う事のデメリットについて述べられているところが最大のポイントです。


 主人公は余命3ヶ月と告げられたサラリーマン。残された時間の短さに絶望しながらも、ガネーシャの課題をこなし、残される家族のために人生を全うしようと奮闘します。


 また、本書には、新しいキャラクターの死神が登場しますが、とても心に刺さる名言を何度も主人公に与えるのです。この死神が優しく、私のお気に入りです。


 死を目前に、かなわぬ夢を持つ事の良し悪しに悩む主人公に、ガネーシャは説きます。夢をかなえる事が『良い』とされればされるほど、夢をかなえて無い事は『悪い』ことになる。今、世の中の人達が感じている苦しみの多くは、『夢』が生み出していると。


 その後、主人公は夢を手放すための課題に取り組みます。主人公が死を前にして、幸せとなるのか、不孝となるのか、ぜひ、皆さんにも読んで確かめていただきたいと思います。


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2020年11月19日木曜日

三島 由紀夫 金閣寺 (新潮文庫)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編195日目


 昨夜見たNHKで三島由紀夫が市ヶ谷駐屯地に立てこもった1970年11月25日から、50年経つという放送がありました。三島由紀夫は、命がけで改憲を説き、自衛隊員にクーデターを起こすよう呼びかけたそうです。しかし、その訴えは全く聞くものには届きませんでした。稀代の作家を持ってしても、人を動かすというのはままならない事だと思います。


 さて、今日お勧めする本は、その三島由紀夫の代表作です。


 この作品の魅力は、作者が持つ主人公への蔑みだと思います。


 私は、小説を読むときは、常に主人公に同情したり感情移入して、主人公の物語を追体験する事を楽しんでいます。しかし、この本は、そんなぬるい読書の仕方では楽しめない作品でした。


 しかし、著者が、主人公のことを「こいつは救いようのない馬鹿でしょう」と何度も言っているように思えた瞬間から、この作品がすごく面白くなってきたのです。


 偽物の博愛主義を捨てて、主人公を自分と切り離し、バッサリ切って捨てたとき、そこに大事なものが残ったような気がしました。


 それにしても、多くの方が言われるように、主人公の内面の醜さとその眼に映る美しい外の世界の描写が素晴らしいと思います。間違いなく名作です。


 私もそうでしたが三島由紀夫に先入観を持つ人は多いと思います。しかし、作品は全くイメージと違います。ぜひご一読ください。


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2020年11月18日水曜日

松浦弥太郎 考え方のコツ (朝日文庫)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編194日目


 今朝のNHKおはよう日本で、阿賀野市のサントピアワールドが紹介されていました。内容は常識にとらわれない攻めた企画がSNSなどで話題となり、若者などに受けているとの事です。園長さんがインタビューに答えることには、スタッフみんなで知恵を絞り、お客様の楽しい思い出に残る遊園地であり続けられる様頑張った結果だとの事。クラウドファンディングで応援している私にとっても、良いニュースでした。さらに攻め続けて欲しいです。


 さて、雑誌『暮しの手帖』の編集長による仕事術を説いたものです。


 この本の主旨は、仕事では量や速さを求めるのではなく、質の高い仕事を目指しましょう、と言う事だと思います。


 本書は、思考術、想像術、コミュニケーション術、時間管理術、グローバル術の五つの観点から仕事術を述べています。


 特に「なんでも知っている人ではなく、なんでも考える人になる」と説く、思考術の章が良かったです。その中の小題には、「考えることをあきらめない」「一考二案を基本とする」「知らないことを調べない」「叩きようがない叩き台をつくる」などとしてそれぞれ詳しく述べていますが、タイトルだけ読んでも役に立つ感じがすると思いませんか?


 他の章でも、「反論をしないというセオリーを持つ」と説くコミュニケーション術。与えられた仕事をこなすだけでなく、時間を管理し、仕事を支配することができれば、より質の高い良い仕事を見つけられるという時間管理術。などがお勧めです。


 ぜひ、ご一読ください。

 


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2020年11月17日火曜日

高須 克弥 その健康法では「早死に」する!

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編193日目


 「GoTo イート」がまたややこしいことになりそうです。というのも、5人以上の飲食が対象外となる様検討している様なのです。飲食店窮状を救うための政策ですから、お店の人の負担にならない様に進めてほしいと思います。


 さて、今日お勧めする本は、高須クリニックの高須さんの書いた1日1食へのアンチテーゼです。


 この本の主旨は、1日1食健康法はウソ、食べたい物を食べた小太りが1番長生きするよ、という事です。


 私が以前紹介した、『「空腹」が人を健康にする 』など、1日1食や断食による健康法のアンチテーゼとして書かれた本です。


 確かに、1日1食や断食による健康法では、サーチュイン遺伝子の発見が唯一の論拠でエビデンスに乏しい書籍が多いというのが実情です。本書ではこれまで積み重ねられてきた医学的なエビデンスを重視して反論しています。


 

 主な主張は以下の通り、空腹長生き理論のサーチュイン遺伝子は間違い。痩せは万病のもと、小太り体型が一番長生き。禁酒は死亡率を高める。コーヒーは最高の健康飲料。などなど。



 私には、本書で著者の言うことの方が、これまでの知識とも整合が取れており、しっくりきます。ただし、やっぱり小太りは嫌なので、今の体重を少食により維持していくつもりです。



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2020年11月16日月曜日

一ノ瀬 正樹 放射能問題に立ち向かう哲学 (筑摩選書)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編192日目


 柏崎市と刈羽村の首長選挙が終わりました。いづれも、原発再稼働容認派の現職が当選とのことです。また、柏崎市長選挙では、新潟日報による出口調査で原発再稼働についてアンケートを行い、再稼働肯定派が47%と否定派よりも8%上回った。しかし、この結果を受けても日報では、再稼働が容認されたわけでは無いと報じている。


 さて、今日お勧めする本は、哲学者が福島原発事故をテーマに放射能問題を伝える本です。


 本書の主旨は、放射能の問題は多分にイデオロギーによるところが大きいけれど、もう少し冷静になって議論する必要があるよ、ってことだと思います。


 本書は、推進派でもなく、反原発でもない、哲学を専門とする著者が、哲学的なアプローチで原発事故問題での課題をあきらかにしていこうと言う試みで表されたものです。


 そこで論じられているのは、一つは、原発事故よりもはるかに多くの人が津波被害で亡くなっていること。


 一つは、原発事故はすでに起こった事故であり、福島の人に限らず多くの人が多少なりとも被曝しているということ。


 一つは、その被曝は深刻な事態に至らなかったが、むしろ不安を煽られたことによる被害があったこと。


 最後に、原発事故に対する不快感が冷静な議論を妨げ、極めて良心的な動機から、非学問的非生産的な状態を生み出していること。


 原発問題を冷静に語る良書と思います。ご一読をお勧めします。


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2020年11月15日日曜日

内田 樹 街場のアメリカ論 (文春文庫)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編191日目


 306対232。バイデン氏とトランプ大統領の獲得した選挙人獲得結果です。私が想像していたよりも、ずいぶん差がついた様に思いました。トランプ大統領は、未だ敗北宣言を出さず、批判が高まっているそうです。民主主義の根幹をなす選挙がこれだけ荒れてしまうのは、先進国として如何なものかと思いました。


 さて、今日お勧めする本は、アメリカの専門家では無い著者による、大学院でのアメリカ論演習を書籍化したものです。


 本書の主旨は、アメリカを知る事は、我々がアメリカをどう捉えているか知る事であり、日本人を知る事と同意ですよ、という事だと思います。


 本書では、アメリカについて、その歴史から近年の話まで、11章渡るテーマで掘り下げ論じられている。また、本書のアメリカについては、トクヴィルの『アメリカにおけるデモクラシーについて』をベースとしている。


 序盤のアメリカの歴史的系譜がとても参考になると思うのですが、私が面白いと思ったのは、4章のアメリカの統治システムについてです。それは多数決を最良の知として、少数の賢者によらず、多数の愚者による統治が、システム化されているというところです。


 つまり、トランプ大統領が独裁的に、アメリカ至上主義的な政策を進めてきたように見えることも、結局アメリカ国民の多数が求めて来たことであり、トランプ大統領がやろうとして出来なかった事も、アメリカ国民の多数が求めていない結果である。アメリカはその様にトップがすげ変わっても、国民の多数が求める政策が進められる様にシステムができているとのこと。


 本書は難しく、上記の私の理解も少し自信がありません。全て読み通すには骨が折れるのですが、さまざま気付きの多い名著ですので、ぜひ、ご一読をお勧めします。


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2020年11月14日土曜日

PAセットが復活しました

 7月31日の豪雨で浸水した、アンプとスピーカーを繋いでみたところ、無事使えることがわかりました。水でダメにしてしまったと思ったのですが、動いてよかったです。多少はダメージがあるかも知れませんが、大事に使って行きたいと思います。



久しぶりにつなぎましたが、ちゃんと鳴りました。
7月31日の豪雨により、団地中に水が上がり、我が家も車庫が水没してしまいました。

車庫の中には、スピーカーとアンプが置いてありましたが、どっぷり水に浸かっていました。


急いで機材の中に入った水を抜き、乾燥させました。完全に乾くまで通電はせず、今日まで放置していました。




財布のコンパクト化に成功!:NOMADIC[ノーマディック] SA-08

 持ち物少量化のため、財布をNOMADICのSA-08に変えてみました。凄くコンパクトで軽いので、キーホルダーも兼用して使っています。これは良い買い物でした。
(^_^)v


ポストに入って、届きました。梱包はこんな感じです。税込1,430円

想像以上に小さくて軽いです。スポンジ入りで弾力もあります。

中の仕切りはこんな感じです。生意気にカード入れもあります。

外のポケットは一つ、Suica入れに最適です。リングが着いていたので板ナスカンを追加してキーホルダー仕様にして使っています。


南雲吉則 「空腹」が人を健康にする (サンマーク文庫)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編190日目


 最近、飲み会も増えて体重のコントロールが難しかったのですが、なんとか1週間平均で目標体重を達成したため、カロリー計算を一休みする事にしました。カロリー計算は、確実に体重をコントロールできるのでダイエットにはお勧めですが、とにかく面倒なのが玉に瑕です。


 さて、今日お勧めする本は、1日1食などの小食の生活が健康に最適であるという説を唱える医者の本です。


 本書では、「空腹」「寒さ」「睡眠」が人間の本来持っている「生命力遺伝子」にスイッチを入れて、健康な状態を保ってくれるとの事です。そのため、1日1食や、三度の食事を腹6分目にするなど、飢餓状態を人為的に作る生活習慣が良いのだそうです。


 1日1食では、栄養が心配になりますが、栄養については、卵や小魚、葉ごと皮ごとの野菜、玄米等、全粒の穀物といった、自然界の命を丸ごと食べる「丸ごと食」により「完全栄養」が摂れ、栄養バランスが良くなるそうです。


 本書の生活習慣で目指す目標は、ただ痩せるのでは無く、長寿はもちろんのこと、若く美しくある事だそうです。そのために「空腹」「完全栄養」「睡眠」の三つが有効とのことです。


 私も本書を読んだので、まずは1日2食の生活からチャレンジしてみようと思います。


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2020年11月13日金曜日

伊吹 有喜 ミッドナイト・バス (文春文庫)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編189日目


 今は携帯電話をほとんどの人が持っているため、街中で公衆電話を見かけなくなりました。携帯電話が当たり前の生活様式が普及した結果だと思います。この様に自由意志による生活様式の変化はやむを得ないと思うのですが、コロナ対策としての新しい生活様式というのは、根付かないだろうし、無理が有る様に思います。第三波が来ているようですが、無理の無い対策にとどめて欲しいと思います。


 さて、今日お勧めする本は、新潟を舞台にした小説で映画化もされた作品です。


 新潟が舞台となっていることから、私の周りでも映画を観たと言う人が、多いのですが、小説もとても良いのでお勧めです。まるで新潟のガイドブックとも読める小説です。物語も十分面白いのですが、それ以上に話の途中に出てくる新潟の描写に驚きました。もしかしたら、作者は新潟の出身ではないかと思うほど詳しく的確です。


 それだけでは無く、登場人物一人一人がとても丁寧に描写されているところも素晴らしいと思いました。そのなかでも、私は、過去の過ちに苦しみながらも、人のために尽くす主人公の息子の怜司がお気に入りです。


 映画とは違い、本筋のストーリーから離れ、夜行バスの周りで起こる、ヒューマンドラマがサイドストーリーとして、所々挟まれており、そこもとても良かったです。


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2020年11月12日木曜日

雫井 脩介 望み (角川文庫)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編188日目


 コロナにかかって亡くなった方は1800人を超えているそうです。その一方、コロナ禍で、自殺者が増えているとの報道がありました。10月の自殺者数は約2100人。昨年の10月から600人増えています。それぞれ様々な動機があるでしょうから、その600人がコロナ禍で増えたとは言えませんが、相当数がコロナの影響であろうことは否定できません。そんな中、わたしのできることは、マスク着用の上で昨年レベルの消費活動を続ける事だと思っています。


 さて、今日お勧めする本は、家族が少年犯罪事件に巻き込まれた時、果たして自分はどんな結末を望むのかを問いかける小説です。


 この作品は、建築士の父親、一登とフリーの校正の仕事を持つ母親、貴代美の視点から語られる4人家族の物語です。


 連休の土曜日に息子の規士が出かけて、帰って来なくなります。そんな中息子の友達が少年犯罪の被害者として遺体が見つかりました。


 息子の規士の関与が疑われ、ネットやマスコミから犯罪者の家族としてバッシングを受けますが、規士が加害者であるかも、被害者であるかも、全く家族である一登たちには知らされません。


 そんな過酷な状況で、一登は被害者であったとしても息子の無実を信じ、貴代美は加害者であったとしても息子の生存を望みます。


 まあ、こんな辛いお話ですが、少年犯罪の報道を目にした時、その家族や関係者の気持ちに寄り添う事にも繋がるかも知れません。


 今、映画も上映されている様です。是非ご一読ください。


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2020年11月11日水曜日

吉田 たかよし 元素周期表で世界はすべて読み解ける 宇宙、地球、人体の成り立ち (光文社新書)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編187日目


 新潟日報の伝えるところによると、新潟東港に世界最大級のバイオマス発電所ができるそうです。港湾の仕事に関わってきた私には、新潟東港が活用されることが、とにかく嬉しいです。建設業界にも久しぶりに景気の良い話だと思います。


 さて、今日お勧めする本は、東大で量子化学を学び、医師でタレントの著者が、周期表から元素の特徴や、今の世界に果たす役割を解説してくれる一冊です。


 この本の主旨は、周期表を知ればこの世界を元素の性質によっていろいろ説明できるよ、という事だと思います。


 私は化学が苦手で、周期表など全く興味が無かったのですが、本書の解説がわかりやすく、興味深い内容だったため、周期表が身近に感じられる様になりました。


 本書からは、元素は宇宙規模のエネルギーが無いと合成できないため、全ての元素は宇宙由来である事、そのため、錬金術は、絶対的に不可能だった事など、元素の基本から知ることができます。


 そして、世の中にある元素の数には、多い物と少ない物があり、例えば、水素、酸素、炭素、窒素など、人間や生き物が生きていくために必要な元素は、地球に沢山ある元素が占めるそうです。


 なるほどと思ったのは、ヘリウムはなぜ安全な気体として活用されているのかなど、具体例をあげてわかりやすく伝えてくれるところが、良いです。



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2020年11月10日火曜日

伊集院 静 大人の流儀

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編186日目

 アメリカ大統領選は、バイデン氏の勝利ということで良いですよね。まだまだトランプ大統領がギブアップしないところが、薄気味悪いですが。しかし、副大統領候補のハリスさんも良いですよね。とても聡明で好感が持てます。日本にも、あの様に笑顔で演説できる女性政治家が出てくると良いのですが。

 さて、今日お勧めする本は、無頼の作家伊集院静さんのエッセイです。

 この本の主旨は、心の中に、なりたい大人のイメージを持つのは大事、と言う事だと思います。

 この本の中では、著者が夏目雅子と死別したことを回想した「妻との別れ」というところがとてもよかったです。想像を絶する悲しみの経験の言葉の端々に、生命ということを深く考えさせられました。

 それ以外の軽いエッセイもとてもよかったです。著者は仕事に追いまくられているはずにもかかわらず、遊びの話がほとんどわしめています。よく働き、よく遊べということが、大人としての条件なのでしょうか?

 はなから、若者文化やはやりすたりなど歯牙にもかけぬ大人のバランス感覚を学べる本です。


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2020年11月9日月曜日

なめこを育ててみました

 今年、初めてなめこを育ててみました。成長が早くて面白いし、市販のなめことは味が違って美味しいです。

この時期お勧めの趣味だと思います。 


10月21日なめこの菌床が、我が家にやってきました。育て方もわかりやすい解説書付きです。

10月24日 たっぷり水を吸わせたあと、乾燥防止のため、逆さにします、

 10月24日逆さにする前の菌床です。なめこの気配はありません。


10月24日 比較のため、一つは旧家の寒い玄関に置いてみます。


11月1日 なめこの芽が出てきました。これから上を向いて置いておきます。


11月1日 旧家のなめこは、先っちょが新聞紙に着いていたため、育ちが良くありません。

11月2日順調ですがまだまだ育ちが足りません。

11月2日こちらは、なめこらしくなって、そろそろ収穫が見えてきました。

11月3日 成長のペースが上がってきました。

11月3日 旧家の方は、出だしつまづいた分、まだまだ、成長が足りません。


11月4日 いよいよ収穫の日が近づいてきました。


11月4日 旧家の方はまだまだです。


11月5日 いよいよ、収穫の時です。


11月5日 十分大きくなって鍋の中です。


11月5日 収穫の後は、もう一回取れるそうなので、その準備をしておきます。


11月5日 なめこ汁になりました。普通のなめことは違い、茎が細くて硬くて味が濃いです。


11月8日 旧家の方もいよいよ収穫です。


11月8日 収穫は引っこ抜くのが簡単です。


11月8日 なめこの中はこんな感じです。

11月8日 こっちも2回目の収穫に向けて、準備します。

11月8日 今度のなめこはなめ茸の様にしていただきました。これは、かなり美味しかったです。