2020年11月18日水曜日

松浦弥太郎 考え方のコツ (朝日文庫)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編194日目


 今朝のNHKおはよう日本で、阿賀野市のサントピアワールドが紹介されていました。内容は常識にとらわれない攻めた企画がSNSなどで話題となり、若者などに受けているとの事です。園長さんがインタビューに答えることには、スタッフみんなで知恵を絞り、お客様の楽しい思い出に残る遊園地であり続けられる様頑張った結果だとの事。クラウドファンディングで応援している私にとっても、良いニュースでした。さらに攻め続けて欲しいです。


 さて、雑誌『暮しの手帖』の編集長による仕事術を説いたものです。


 この本の主旨は、仕事では量や速さを求めるのではなく、質の高い仕事を目指しましょう、と言う事だと思います。


 本書は、思考術、想像術、コミュニケーション術、時間管理術、グローバル術の五つの観点から仕事術を述べています。


 特に「なんでも知っている人ではなく、なんでも考える人になる」と説く、思考術の章が良かったです。その中の小題には、「考えることをあきらめない」「一考二案を基本とする」「知らないことを調べない」「叩きようがない叩き台をつくる」などとしてそれぞれ詳しく述べていますが、タイトルだけ読んでも役に立つ感じがすると思いませんか?


 他の章でも、「反論をしないというセオリーを持つ」と説くコミュニケーション術。与えられた仕事をこなすだけでなく、時間を管理し、仕事を支配することができれば、より質の高い良い仕事を見つけられるという時間管理術。などがお勧めです。


 ぜひ、ご一読ください。

 


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