2020年11月10日火曜日

伊集院 静 大人の流儀

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編186日目

 アメリカ大統領選は、バイデン氏の勝利ということで良いですよね。まだまだトランプ大統領がギブアップしないところが、薄気味悪いですが。しかし、副大統領候補のハリスさんも良いですよね。とても聡明で好感が持てます。日本にも、あの様に笑顔で演説できる女性政治家が出てくると良いのですが。

 さて、今日お勧めする本は、無頼の作家伊集院静さんのエッセイです。

 この本の主旨は、心の中に、なりたい大人のイメージを持つのは大事、と言う事だと思います。

 この本の中では、著者が夏目雅子と死別したことを回想した「妻との別れ」というところがとてもよかったです。想像を絶する悲しみの経験の言葉の端々に、生命ということを深く考えさせられました。

 それ以外の軽いエッセイもとてもよかったです。著者は仕事に追いまくられているはずにもかかわらず、遊びの話がほとんどわしめています。よく働き、よく遊べということが、大人としての条件なのでしょうか?

 はなから、若者文化やはやりすたりなど歯牙にもかけぬ大人のバランス感覚を学べる本です。


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