2020年10月2日金曜日

小池 龍之介 しない生活 煩悩を静める108のお稽古 (幻冬舎新書)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編147日目


 10月に入って、GoToトラベルの対象に東京発着旅行が追加され、旅行の予約が好調の様です。GWや夏休みという稼ぎどきを棒にしてしまった、観光業界に少しでも景気が戻ってほしいものです。


 さて、今日お勧めする本は、仏教の教えを噛み砕いて、今を生きる我々に安らぎの作り方を教えてくれるエッセイです。


 本書の主旨は、我々の周りに溢れるイライラは自分由来である事にまず気が付きましょう。と言う事だと思います。


 詳しく紹介すると、相手が自分の思う通りの言動をしなかったりすると、イライラする気持ちを覚えるのは、自分が未熟なせいだそうです。


 その中でも、正義感も煩悩のひとつと言うのが面白いと思いました。攻撃的な言動、自分勝手な言動、愚かな言動を目にすると、自分を守るために、脳は不快な情報として受けとるのだそうです。


 また、人から何か注意をされて、言い訳するのも煩悩のひとつとのこと。他人の言動は他人の物、間違っていようが放っておいて、まずは自分の平静を保つことが大事なようです。


 番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。

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