2020年8月7日金曜日

外山 滋比古 思考の整理学 (ちくま文庫)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編91日目

 去る7月30日に英文学者で、お茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古さんが胆管がんのため亡くなったとの事です。外山さんは90歳を超えてなお、執筆活動を続けてこられたすごい方です。大変残念でなりません。

 今日お勧めする本は、外山さんを代表する著書。東大生、京大生に最も読まれた本との事で文庫化されてから30年で、200万部売れたという驚異的なロングセラーです。

 内容はと言うと、アイデアを出して磨いていくことや、学ぶ事の意義などについて、語ったエッセイです。非常に読みやすい文章にもかかわらず、近年私が目にしたビジネス本(企画系)の内容はこの本一冊でカバーされています。

 これが30年以上前に出ている本なのだからすごい。この本に出会えてよかった。

 外山さんのご冥福をお祈りいたします。

番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。




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