2020年12月2日水曜日

松本 清張 点と線 (新潮文庫)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編208日目


 ジャイアント馬場さんのキャデラックが三条市に寄付されるそうです。ジャイアント馬場といえば超人気プロレスラーでしたが、息子達の世代にとっては全くわからない偉人なんでしょうね。さてはともあれ、三条市の宝として活用されたら良いですね。


 さて、今日お勧めする本は、昔一世を風靡したミステリー作家、松本清張さんの代表作です。


 この作品の魅力は、刑事達が必死の捜査により犯人のトリックを暴いていく過程だと思います。


 私は、この作品で初めて著者の作品を読んだのですが、あらためて松本清張ってすごい人だったのだと思いました。とにかく面白かったです。


 夜行列車や電報など、テレビでたまに見かける白黒の昭和の風景が描写されており、その時代の気分を味わえます。


 そのように、出てくる道具などに、今の時代とギャップを感じるところは多々ありますが、ミステリー小説としての面白さは全く色褪せていないと思います。


 なんといっても、主人公の刑事たちが、事件の真相に迫って行く捜査のシーンに引き込まれてしまいました。


 それほど長い作品ではなく、さらっと読めますので、ミステリー小説の古典として、ぜひご一読をお勧めします。



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