2020年9月24日木曜日

藤沢 数希 「反原発」の不都合な真実 (新潮新書)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編139日目


 原子力規制委員会が、柏崎刈羽原子力発電所の運転管理ルールについて了承したとの事です。今後、地元の同意の上、認可されれば再稼働となるようです。私としては、再稼働を望むところですが、まずは、感情的になる事なく、冷静に話し合いが行われて欲しいと思います。


 さて、今日お勧めする本は、その原発問題に対して賛成の立場からの書籍です。


 本書の主旨は、「反原発」と言う考え方は、火力発電などのリスクと比較した上に成り立ってなんかいませんよ。と言うものです。


 原発について、賛成、反対を考える機会は多いが、原発について詳しい情報はあまり多くない様に思います。本書を読んで、原発について、私自身まったくわかっていなかったことを痛感しました。 


 そして、この問題の難しいところは、原発を必要以上に恐れてしまうことではないかと、はっきり自覚できました。 


 そう考えると、原子力という、人類にとって大切な知的財産であり高度な技術を失ってはいけないし、日本が放棄するべきではないという結論に至りました。ぜひ、反原発派の方にこそ、読んで欲しい本だと思います。


 そして、できることなら、原発事故のとばっちりを受けている福島の方々がこの本を読んで、放射能汚染について、少しでも心配が薄まったら良いなと思います。


 番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。


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