2021年7月1日木曜日

6月に読んだ本

6月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:974
ナイス数:66

庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン (\800本 (9))庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン (\800本 (9))感想
△庵野監督をはじめとする、アニメーター達が、テレビ版エヴァンゲリオン終了後に、作品について語ったインタビュー。 一方的に作り手目線で語られるため、楽屋受けする内容を越えられない。逆に、どの様にあの作品が作られて行ったのか、作品の生まれる現場が垣間見えるところに価値を感じます。アニメ好きな、オタク気質のある人には、ドストライクな本だと思います。
読了日:06月03日 著者:
NHK「100分de名著」ブックス 歎異抄: 仏にわが身をゆだねよ;ホトケニミヲユダネヨNHK「100分de名著」ブックス 歎異抄: 仏にわが身をゆだねよ;ホトケニミヲユダネヨ感想
◎歎異抄には、以前から興味を持っていたのですが、少し難しそうで、手が出せませんでした。そんな中、わかりやすい解説で知られる、こちらの100分de名著シリーズで取り上げられていることを知り早速本書を手に取りました。本書は、歎異抄の内容の解説にとどまらず、親鸞聖人の生き方考え方を丁寧に説明しているので、親鸞聖人への理解が深まりました。それにしても、一念義であり多念義でもある親鸞聖人の教えは、わかりやすいのですが、奥の深さを感じました。
読了日:06月10日 著者:釈 徹宗
お前なんかもう死んでいる ~プロ一発屋に学ぶ50の法則~お前なんかもう死んでいる ~プロ一発屋に学ぶ50の法則~感想
△ 猿岩石で売れた黄金期から、仕事ゼロのどん底を超え、売れっ子に返り咲いた自身の経験から、現代社会のサバイバル術を指南する本。基本的な考え方は、徹底した現実路線。自分の実力を過大評価しないことと、現状維持はとても難しいので、普段からお金がない状態を想定すること。の様です。本書の中でよく語られる、少しお金周りが良くなったとしても、家賃の高いところに引っ越してはいけない。収入が不安定な中、生活レベルを上げると、そのコストが自分を苦しめる。下げるのは大変だから気をつけなくてはいけないというのは、参考になります。
読了日:06月16日 著者:有吉 弘行
人生を変える 自分ブランド塾 (成美文庫)人生を変える 自分ブランド塾 (成美文庫)感想
◯本書最大の謎は、自分ブランドとは何か、定義づけも具体例も示されていない点にある。そのため、読者はまず自分ブランドに対する個々のイメージを持って、それぞれに本書を読み進んでいくことになる。それが耐えられない人もいるだろうが、それでも本書は示唆にとんだ本だと思う。私の理解では、自分ブランドとは、好きなことを続けて得る、自由に生きる、そうやって高めて行くものらしい。キーワードはワクワクするかどうか?他人の評価や打算で行動するのでは無く、あくまでも自分の好奇心を優先し、好きなように生きた先に自分ブランドがある。
読了日:06月19日 著者:中谷 彰宏
鎌倉資本主義鎌倉資本主義感想
◎ 本書の主旨は、地域経済資本(金)、地域社会資本(人)、地域環境資本(場所)という、3つの資本を指標化し、最大化する事が地域活性化のキモとの事。それにより、従来のGDPでは計測できなかった価値や豊かさを追求していくことが、著者の考える地域資本主義だそうです。その手段の母体になるのが、鎌倉に拠点を置くベンチャー企業の経営者が、立ち上げた地域団体「カマコン」。毎月1回の定例会では、有志がプロジェクトを持ち寄ってプレゼンし、全員でブレインストーミングを行うのだそうです。さまざまな取り組みがとても面白そうです。
読了日:06月22日 著者:柳澤 大輔

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