『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編145日目
地価がコロナの影響で下がったと言う報道がありました。いくらコロナ禍でも地価にまで影響するんですかね。正直言って疑っています。
さて、今日お勧めする本は、青森津軽で無農薬無施肥によるリンゴ栽培を確立した木村秋則さんの半生記です。
この本の主旨は、不可能と言われる事を成し遂げるには、思い付きだけでは無く、狂った様にのめり込み、それを何年も続ける必要がある。と言う事だと思います。
私は無農薬でリンゴを作る事がどれだけ大変かまったくわかっていませんでしたが、本書からそれが、どれだけ常識を外れており、無謀な事なのか、木村さんの極貧生活から伝わってきます。
ただただ、木村さんの試行錯誤、努力の積み重ねに感動しました。自殺まで考え彷徨っている中にヒントを見つけ、さらなる研究努力により、ようやく方法を確立すると言う件は、読んでいるこちらまで、ほっとさせてもらいました。
また、それを支えた家族も凄いです。何年も収穫ゼロのリンゴ畑で、害虫駆除を手伝う気持ちってどんなでしょう。想像もつきません。
為せばなるとは、よく言いますが、生半可ではなることはありません。それを超える努力に触れてみては如何でしょうか?
番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。
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