『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編141日目
今日は、子供の運動会。毎年春に実施していたものが、コロナ禍のためこの時期の開催。気候的には文句なく、にぎやかに進行しています。コロナ感染対策と言うことで、声を出さない拍手での応援など、これまでにない取り組みがされています。頑張っている先生方に感謝しています。
さて、今日お勧めする本は、型破りな家庭裁判所調査官の陣内がそんなもの大したことじゃないと喝破する連作短編小説。
この作品の魅力は、なんといっても主人公の陣内。出鱈目の様で、いつも真剣勝負。陣内のロックなキャラクターが痛快に現実社会の不安を吹き飛ばしてくれます。
そんな、陣内の有名な台詞を紹介します。
「駄目な少年は駄目なんだろ。あんたたちはそう言った。絶対に更生しないってな。地球の自転が止まることがあっても、温暖化が奇跡的に止まっても、癌の特効薬ができることがあっても、スティーブン・セガールが悪役に負けることがあっても、非行少年が更生することはない。そう断言した」
「それを俺たちはやってみせるんだよ」
「俺たちは奇跡をやってみせるってわけだ。ところで、あんたたちの仕事では、奇跡は起こせるのか?」
こんな、熱い台詞が飛び交う小説は如何でしょうか?
番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。
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