2020年9月28日月曜日

斎藤一人 微差力 (サンマーク文庫)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編143日目


 時津風部屋の関脇正代が初優勝しました。優勝を決めた新入幕翔猿との一番は、はらはらする場面も多かったですが、最後まで集中していた正代に軍配が上がりました。花道を戻り、付き人とタッチする瞬間に涙が溢れる様には、見ていてグッとくるものがありました。


 さて、今日お勧めする本は、高額納税者、斎藤一人さんの自己啓発本です。


 この本の主旨は、少しの努力、少しの工夫が微差を生み、その微差の積み重ねが大差を生む、と言うところ。


 例えば、ラーメンの有名店にしたところで、麺、スープ、具、店舗、接客を工夫して微差を積み重ね、他店に圧倒的な差をつけている。決して特別なことをしているわけではなく、微差を積み重ねているところがポイント。一発の大砲ではなく、限りなく続く機関銃のイメージ。逆に、いくら繁盛していても、微差の追求を止めるとダメになる。無理に大きくしようとせずに、目の前のお客様を喜ばせるために、微差を積み重ねていくことが大切とのこと。


 また、プロとは期待以上の物を出せるかどうかで決まる。いつも、ファンの期待を上回るパフォーマンスをバーンと出せるかが重要とのこと。期待以下では消えていくのだそうです。期待以上とは「期待以上のものを出す」という決意をする事が大事で、その決意があれば難しいこと無く出来るとのこと。そして、商売のコツは拡げるのではなく深める。常に目の前のお客さんの期待以上を提供し、満足させ続けられるかが大事だそうです。


 番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。


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