『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編144日目
新型コロナウイルスの影響で仕事を失った人は、見込みも含めて全国で6万人を超えたことが厚生労働省の調査で分かったそうです。このままでは、コロナの感染者数を超えてしまいます。私に出来ることは、GOTOキャンペーンを利用する事。そんな小さな事でも積み重なって、とにかく景気の回復につながってもらいたいと思います。
さて、今日お勧めする本は、大人は「ホームレス」について、子どもたちに伝えればいいのかをテーマとした講演録です。
本書の主旨は、ホームレスは状態を表す言葉であり、ホームレスという種類の人はいない。どんなに頑張っても定職につけずホームレスになってしまう人が出てくるのはイスとりゲームと同じ、構造上の問題である事を理解しなければならない。と言う事です。
そして、そんなホームレスを根拠なく差別する大人の言動の影響を受け、ホームレスを襲撃する子供達が出るそうです。いじめとホームレス襲撃の根は同じ。自分を肯定できず、自分の価値が感じられないとき、子供達は辛くなって、誰かを否定して攻撃したくなる。ありがとうという感謝の言葉で子供を全肯定し、自尊感情を育んでいくことが大切だそうです。
番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。
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