2020年12月14日月曜日

ひすいこたろう あした死ぬかもよ?

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編220日目


 私は今日誕生日を迎え、いよいよ50代に突入しました。孔子は50にして天命を知ると言ったそうですが、私にはまだ何が天命なのかわかりません。考えてみれば、藤井聡太二冠だって天命は知らないでしょうし、イチローも、ホリエモンも、知らないかもしれません。やっぱりね、「あともうちょっとで、俺も死ぬんだよな〜」って、終わりを自覚するところから、天命を知る事につながって行く様に思います。


 さて、今日お勧めする本は、死を自覚した生き方を勧める本です。


 本書の主旨は、死を遠ざけるのではなく、死と向かい合う事でかえって人生を豊かにすることができますよって事だと思います。


 誰しも、自分が明日死んでしまうかもしれない可能性は、否定できないと思います。それでも、なるべくそう思わず、死を遠ざける事により、人はのほほんと生きる事ができるので、殆どの人はそちらを選んで生きています。


 のほほんと生きた結果、死を前にして後悔する事の無いよう、死と向き合うために、著者は27の質問を投げかけて来ます。


 なぜなら、死をやみくもに恐れるのではなく、死を活用するためです。そして、死は、生を完全燃焼させるための、最高のスイッチにできるそうです。


 27の質問のうちで、私のお気に入りは、「自分のお墓に言葉を刻むとしたら、なんて入れる?」と、「あなたが両親を選んで生まれてきたのだとしたら、その理由はなんだろう?」の二つの質問が良かったです。


 自分の人生をブーストさせるために最適な一冊だと思います。ぜひ、ご一読ください。


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