2020年12月4日金曜日

佐藤 芳之 歩き続ければ、大丈夫。---アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編210日目


 アフガニスタンで約30年にわたり医療活動や砂漠緑化に取り組んだ中村哲が武装集団に殺害されてから1年となります。国を渡りここまで功績残された故人はやはりすごい人だったのだと思います。あらためて、ご冥福をお祈りします。


 さて、今日お勧めする本は、今から50年以上も前にアフリカに渡り、現地で多くの人の生活を支える事業を起こした著者による半生記です。


 この本の主旨は、とにかくやってみる事、それを続けられたら大丈夫、と言う事だと思います。


「人生に無限の可能性なんてないのだけれど、最初の一歩を踏み出せば、今は想像もつかないほど遠くまで行けるかもしれない。」本書の中で最も好きな言葉です。


 PDCAサイクルで言えば、Dから始めろという、超前のめりな著者の思考法は、何事も始める前からグズグズしている私にとってとても刺激になるものでした。


 成功しても失敗しても、常に新しいことに挑戦し続ける著者。その、いつも一歩前を行く大先輩の言葉に大変勇気づけられる一冊です。やりたい事があっても何か躊躇してしまう事がある方に、お勧めします。


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