2020年11月11日水曜日

吉田 たかよし 元素周期表で世界はすべて読み解ける 宇宙、地球、人体の成り立ち (光文社新書)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編187日目


 新潟日報の伝えるところによると、新潟東港に世界最大級のバイオマス発電所ができるそうです。港湾の仕事に関わってきた私には、新潟東港が活用されることが、とにかく嬉しいです。建設業界にも久しぶりに景気の良い話だと思います。


 さて、今日お勧めする本は、東大で量子化学を学び、医師でタレントの著者が、周期表から元素の特徴や、今の世界に果たす役割を解説してくれる一冊です。


 この本の主旨は、周期表を知ればこの世界を元素の性質によっていろいろ説明できるよ、という事だと思います。


 私は化学が苦手で、周期表など全く興味が無かったのですが、本書の解説がわかりやすく、興味深い内容だったため、周期表が身近に感じられる様になりました。


 本書からは、元素は宇宙規模のエネルギーが無いと合成できないため、全ての元素は宇宙由来である事、そのため、錬金術は、絶対的に不可能だった事など、元素の基本から知ることができます。


 そして、世の中にある元素の数には、多い物と少ない物があり、例えば、水素、酸素、炭素、窒素など、人間や生き物が生きていくために必要な元素は、地球に沢山ある元素が占めるそうです。


 なるほどと思ったのは、ヘリウムはなぜ安全な気体として活用されているのかなど、具体例をあげてわかりやすく伝えてくれるところが、良いです。



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