2020年10月15日木曜日

ヘンリー・S・ストークス 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄(祥伝社新書)

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編160日目


 昨日は、五十公野で熊の足跡が見つかったそうです。今年は熊の被害や目撃が多い気がします。お互いのため、出来るだけ人里に降りて来て欲しくないものです。


 さて、今日お勧めする本は、外国人記者の視点から、日本悪玉論の歴史観を否定するものです。


 これまで私が教えられて来た歴史観とは、180度違う事が書かれているので、当書を読んで最初の感想は、この話は本当か?でした。


 しかし、なるほどと思えることも沢山あります。例えば、当書が訴えている、太平洋戦争は西洋諸国に植民地にされていたアジア諸国の独立に大きく貢献したという事などです。


 なぜ、植民地政策をとっていた西洋諸国は善でそれを解放しようとした日本は悪なのでしょう? 


 日本悪玉論の歴史観でちゃんと答えられるのでしょうか?よしんば、西洋の植民地を横取りしようとしていたとしても、それまで、植民地を持っている国に悪いと言われる筋合いはないと思います。


 右でも左のどちらでもイデオロギーにこだわらず、もう一つの歴史を学ぶきっかけとして読んで欲しいです。


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