『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編ラスト24日
今日は午前中休みをとって、JAバンクまで行ってきました。町内会の口座の名義変更をする必要があったからです。私はJAバンクに馴染みはありませんが、うちに限らず周辺の町内会でもJAバンクを使っているところは結構あるようです。ところがJAバンクは窓口は遠いし、使えるATMも少なく不便です。できることなら、楽天銀行などのネットバンクに口座を変更したいのですが、制限がきつくて団体名義の口座を作るのは難しそうです。もう少し、頑張る必要があるようです。
さて、今日お勧めする本は、一見普通の世界のようですが、実は完全なSFの世界を味わう小説です。
本書は少し前になりますが、ベストセラーになった本ですから、読んだ方も多いでしょうし、結論についてもご存知の方も多いでしょうが、ネタバレになってしまっては読書体験のマイナスになりかねないので、本末転倒になりかねないので、極力最小限の紹介に留めたいと思います。
主人公はキャシー。キャシーは提供者の介護を仕事とする介護者です。キャシーは31歳で介護者としては11年とかなり長いキャリアを持っています。物語は、キャシーの少女時代からの思い出を綴ったものですが、その思い出はどこかひっかかりのある、謎に満ちた思い出です。キャシーは、幼馴染達が提供者となり、その介護も務めていく過程で昔を思い出しています。
キャシーとその幼馴染達が暮らしていたのは、ヘールシャムという施設です。そこでキャシー達は保護官と呼ばれる先生達に育てられて、青春時代を過ごしていました。昔の学校によくありがちな、穏やかな日常であったり、いじめや仲違いなど、様々な思い出が語られていきます。
やがて、キャシーはヘールシャムの施設で、自分達が決して知らされることのなかった残酷な真実にたどり着きます。
まったく説明になっておらず申し訳ありません。是非ご一読いただき、本書から真相にたどり着いてほしいです。それぐらい、本書の世界観にはインパクトがありますし、真実が明らかになった時には激震が走ります。
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