私が、投資を始めたのは、YouTubeでリベラルアーツ大学を見た影響が大きいのですが、リベラルアーツ大学の学長が勧めているものの一つに簿記を学ぶ事があります。
そこで、図書館で本書を借りてきて、勉強を始めましたが、確かに複式簿記が優れている理由がわかりました。ただし、本を読んだだけでは分からず、町内会の会計の帳簿を複式簿記に書き直すとあら不思議、これまでメモや付箋で対応していたお金の流れを記録する事ができるじゃありませんか。
一番、良いと思える点は、会計ってお金を立て替えたり、預金をおろしたり、金庫にお釣りを用意したりすることもありますが、この全てのステップ、動きを記録する事ができるのです。家計簿であれば、テレビをいわゆるツケで買う時は、テレビと代金の記載だけしか記録しませんが、複式簿記では、テレビをツケで家に配達してもらって、代金分の預金を下ろして、代金の支払いに行くというステップの、それぞれをわかりやすく、記録する事ができるのです。
大きな意味でのお金にまつわる全ての動きを最適な姿で分かりやすく記録する事が出来ます。それにより、お金にまつわるトラブルを激減する事が出来るのですから、ゲーテが小説の中で、複式簿記は人類最高の発明というだけのことはありそうです。
一見難しそうな簿記も、まずは実際に帳面をつけて複式簿記のルールを実践してみると、かなり多くの気づきがありそうです。
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