『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編113日目
安倍総理が辞任するとの事です。本当に長い間頑張っていただいたことに、感謝の言葉しかありません。次のリーダーに選ばれる方も、日本経済の立て直しを軸に、次のアベノミクスを進めてもらいたいと思います。
さて、今日お勧めする本は、10年前の政権交代の中、小泉政権のブレーンをつとめた著者が民主党政権に物申すために書かれた物です。
実力と評価の間に大きな差がある状況を経済ではバブルと言うが、民主党による政権交代をバブルではないかと示唆し、民主党政権発足直後からその崩壊を予見していた本書には、今も通じる経済政策のイロハがぎっしりつまっています。
もともと、著者は小泉政権で経済政策の中枢にいた人なので、手前みそな発言も多いのですが、それをさっ引いても学ぶべきところが非常に多かったです。
特に、社会保障を充実させるためには、税収を担保する経済成長が必須であること。グローバル社会の中では、自国に国際競争力のある企業を多く持てるかがカギとなること。など、今の日本に必要な提言がぎっしり詰まっています。
政治では、良い物は時間が経っても色あせない様に思います。ぜひ、御一読をお勧めします。
番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。
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