『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編108日目
今日お勧めする本ですが、タイトルがいかにもウケを狙いに行っている様に見えます。しかし、中身はとても読みやすく、面白い話題が多い本です。
ある仕事の過程で、マグロ漁船に同行する事になったサラリーマンの書いた本で、マグロ漁についての紹介と、漁師達との会話から得た著者の気付きが記されています。
この中でも、漁師達との会話が良いんです。方言丸出しでユーモラスな漁師達の言葉には、地に足のついた、説得力のある教訓が含まれています。
曰く、「つまりの、おいどーらは、おいどーらにできることをすべてやったんど。それから後のマグロが捕れるかどうかなんて、海が決めることど。齋藤ら陸の人たちは、人間ではどうにもならんことまで、なんとかしようとしちょる。それが疲るる原因よ」と、こんな感じです。
番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。
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