『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編94日目
今日は山の日ということで、山の本をご紹介します。
日露戦争直後に前人未踏と言われた劒岳に、三角点設置を命じられた柴崎芳太郎たち測量隊の物語です。現代と違い、趣味で山に登る者は殆どなく、山を知るのは行者や猟師しかいなかったそうです。
そんな中、不可能とも思える仕事に取り組む柴崎らの懸命な姿に感動しました。特に案内人宇治長次郎の献身的な仕事ぶりと長次郎に絶対的な信頼を置く柴崎らの人間関係も読んでいて気持ちが良かったです。
番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。
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