2020年7月27日月曜日

細谷 功 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編80日目

 このコロナ禍で家族と話すと、マスコミの情報そのままに怖がっている。例えば、第二波の話。東京で300人を超えたとか、怖がっているので、重症化した人が、まだまだ少ないので、前回の数字と横並びに見ない方が良いと言ったのですが、息子しかわかってくれません。マスコミが言っている事だから、気をつけなければいけないという価値観が先に立つようです。

 さて、今日お勧めする本は、フェルミ推定をもとに、考える力、情報を処理する能力を鍛える事を指南する本です。

 フェルミ推定とは、身の回りの情報から全体量を推定すること。例えば、日本にある電信柱の数や、そろばん教室の数など身の回りの数を数えて掛け算して出してみるとの事です。

 本の主旨は、知ってるだけじゃだめ、考えなくてはならないという事。インターネット全盛の今の高度情報社会にあっては、著者が地頭力と名付ける考える力が重要だと説かれています。

 確かに社会人になってスゴイと思った先輩、上司はこの地頭力を身につけていたように思います。少々、わかりづらく、ちょっと無理がある箇所もあるように思いますが、全体的には頭の良さの分析や鍛え方指南の本としてよくできていると思います。

番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。





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