『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編ラスト39日
春は別れの季節とも言いますが、公務員である我々は転勤商売ですから、この時期のメンバーチェンジは年中行事の一つです。今日もうちの課から、二人有望な若手が巣立っていきました。もしかしたら、毎年J2リーグのフロント陣は、こんな思いをしているのでしょうか?「おいおい、お前がいなくて、来年度どうやって闘うんだよ」と。まあ、明日になれば、大型補強選手が入ってくるので、不安なのは今だけですが、それでも寂しい日はしばらく続きそうです。
さて、今日お勧めする本は、公務員の実態を世間の色メガネに染まることなく伝えてくれる本です。
本書の主旨は、公務員の世界はマスコミから伝わることとはかなり違うよってことだと思います。
私は最初、公務員に対して厳しいことが書いてあるのか、と恐る恐る読みました。しかし、著者が公務員出身ということもあってか、かなり公務員を擁護してくれているように思います。個人的な感想として、公務員の実態を知るにはこの本が最適であろうと思います。公務員バッシングの分析も参考になりました。まあ、どんなバッシングにあっても、あえて自分の仕事とは区別して、誠心誠意頑張っていかなければと思っています。
子や孫、甥姪の就職先として公務員を勧める前に、是非ご一読ください。