『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編ラスト51日
東北新社の接待問題も、官僚各位の辞任等を持って幕引きが図られようとしています。私としては、東北新社のBS許可に関する報道を見るに、かなりやり過ぎのように感じます。公務員として、キチンとして欲しいと思いました。
さて、今日お勧めする本は、元現役官僚による官僚システムの凋落と弊害を告発する本です。
著者は、本書の執筆当時、現役官僚でありながら、この官僚主導の政治のあり方に問題提起を行なっています。その中でも、東北第一原発の事故は、原子力安全・保安院と電力会社との癒着が招いた最悪の結果と喝破しています。
その他にも、官僚システムの弊害について、数多くの例を挙げて説明されており、官僚についてあまりピンとこない方でも、大体のことは伝わる内容だと思います。
個人的には、官僚のほとんどの方は、日本のために骨身を削って勤めてくれている事は間違い無いと、自信を持って言えますが、本書にあるように、これからの日本にとって、改革が必要な部署であることも事実だと思います。是非ご一読ください。
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