『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編292日目
久しぶりにYahoo!のニュースを覗いてみると、『GACKT、「分かってねえ!」と激怒し出国 愛犬譲渡炎上のその後』なんて記事が載っていました。概要は、GACKTさんが買っていた愛犬をペットロスの知人に譲ったという話をYouTubeで上げたところ、ペット愛好家などから大ブーイングを受けて、GACKTさんが他国にある自宅に帰りましたという記事です。くだらない。ネットニュースは正直言って、オワコンと言っても良いんじゃないかと思います。これからも、友達のシェアしたニュース以外は極力触れないように気をつけて行きたいと思います。
さて、今日お勧めする本は、なかなか仕事を覚えないとか、思うように動いてくれないなど、部下に恵まれず四苦八苦している方にお勧めの本です。
本書は、行動科学の視点から、組織を運営したり部下を指導したりするための技術を伝授する本です。まず、指示どおりに部下が動かないとか、人が育たないというのは、上司が教え方を知らないからだと、喝破します。
「教える」ということは部下が組織にとって有益な行動をとれるように変化させることを最大の目的としています。なので、その指導、育成も部下の「行動」を改善することに焦点を当てたものでなければならないのです。
本書の中でも、教える内容は知識と技術に分けて、部下の知っていること、知らないことを把握する。同様に、出来ること、出来ないことを把握することが大事ということは、目新しい発見でした。
もちろん、本書は教える技術を教える本ですので、全体的にわかりやすく、すぐに行動出来る内容に特化しており、非常に示唆に富む内容です。
以下書抜、『教えるとは、相手から望ましい行動を引き出す行為。人が育たないのは、教え手が「教え方」を知らない、原因はこの一点。』『いたずらに精神論に行くのではなく、「行動」に焦点をあてる。教える内容を「知識」と「技術」に分ける。』『指示や指導は具体的な表現に言語化する。』『あえて易しいテストで100点を取らせ、成功体験で成長をサポートする。』『望ましい行動を継続させるために、褒める事で行動を「強化」する。』
部下に恵まれず、いつも苦労しているあなたは、実はご自分に教える能力が足りないだけなのかもしれません。その事を確認するためにも、ぜひご一読下さい。
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