2021年10月21日木曜日

今更ながら、ふるさと納税について解説します。

 


 先日バンドの仲間と話していて、ふるさと納税について、意外と知られていないようなので、解説動画のご紹介と、それに基づく私からの解説をしたいと思います。

ポイントは3つ。

  1. ネットやスマホで買い物をするように、簡単お手軽に寄附できる。
  2. 2000円の手数料がかかるが、寄附額の約3割にあたる返礼品が貰えてお得。
  3. 翌年の住民税が、ふるさと納税で寄附した分だけ安くなる。
 例えば、ネットでふるさと納税と検索をかけると、ふるさとチョイスなどの、ふるさと納税関連のサイトがヒットします。ここで大事なのは各サイトにあるシミュレーションで、限度額を算定しておく事です。所得や家族構成で限度額は変わってきますので、必ず先に調べてください。ちなみに限度額を超えた分については、税金から控除されません。

 次に、長岡市にふるさと納税をするとします。数多くの返礼品の中から、長岡産コシヒカリ5kg3回お届けを選びます。寄付額は19,000円で済みますから、2,000円強の5kgのコシヒカリが3回届くこの返礼品は、かなりお得な返礼品です。

 さあ、長岡市に19,000円の寄付をするのですが、翌年の住民税を安くするためには、確定申告するかワンストップ特例の手続きが必要です。サラリーマンで5市町村以内へ寄付するのであれば、ワンストップ特例利用で確定申告は不要です。確定申告する予定の人はワンストップ特例は使えないので、確定申告が必要です。寄附する時にどちらか選びます。

 すると、翌年の住民税から17,000円の控除が受けられます。2,000円は手数料です。何回寄附しても、いろいろな市町村に寄附しても、手数料は初回から変わらずそのまま2,000円です。

 返礼品についてですが、たまにしか食べないカニやブランド牛よりも、生活に欠かせない米や日用品などを選んだ方がふるさと納税のお得感を感じるために良いと思います。

 寄付する市町村の選び方としては、返礼品のお得感ではなく、その土地への思い入れや、大災害から復興に頑張っている自治体かどうかなど重視して、選んだ方がいいのではないでしょうか?

 

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