衆議院選挙は19日公示され、総選挙が始まりました。この機会に、こんな面倒臭いことも考えてみるのもいい機会だと思うので、面白い動画を紹介します。この動画は、某テレビ番組で有名な北村弁護士が様々な話題について語る「弁護士北村晴男チャンネル」の一つで、自衛隊と憲法9条について取り上げた回になります。北村弁護士はタカ派よりの発言の多い方で、今回もかなり右フックのきいた、尖った発言が気持ちのいい動画となっています。
今回私が、頭にカミナリが落ちる様な衝撃を受けたのは、北村弁護士の提示した視点です。つまり、「日本を守るために本当に大切なのは、自衛隊ですか?憲法9条ですか?」と言う問いです。
これまで、私は、自衛隊は違憲か合憲かと言う視点しか持ち合わせていなかったので、最初から憲法9条ありきの世界観で物事を考えていた事に気付いたのです。まあ、憲法を基本に物事を考えること自体は、立憲国家の国民として当然の様に思えます。しかし、その憲法には9条だけではなく、肝心な憲法の改正手続について規定している96条もキチンと定められています。つまり、憲法を96条に則り改正していくのも、立憲国家の国民として十分立派なあるべき姿です。この動画は、私にそんなことを気付かせてくれたのです。
本当に日本国にとって目指すべき姿は、どの様な姿なのか?そんな日本国をどの様にして守り、保ち続けていけるのか?手段の一つとして、国の根幹をなす憲法はどうあるべきなのか?それら考える必要性を憲法96条は求めていると思います。
衆院選挙という、国政を左右するターニングポイントの今、違憲か合憲かなどと言う、狭い視野から自由になって、もっとこれからの日本について議論すべき時代なのではないでしょうか?あらためて問います。
あなたを守ってくれるのは、自衛隊ですか?憲法9条ですか?
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