2020年9月6日日曜日

草薙龍瞬 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編121日目

 台風10号が奄美地方に迫っています。今回の台風は九州地方の離島を通過しますが、九州には上陸しないで済みそうです。それにしても、進路予想の精度が随分向上したもので、かなりピンポイントに予想してもらって助かっています。


 さて、今日お勧めする本は、過酷な競争と情報過多な今の時代に生きる我々の悩みを解消するために、ブッダの教えをわかりやすく解説してくれる本です。


 答えはとてもシンプルで、周りからの情報に反応して、勝手に決めつけたり、妄想しない事が大事だと言う事です。例えば、ある人の仕草から、あの人は冷たい人だとか、上司からの言葉から、自分は会社から求められていないと思い落ち込んでしまう様な事をするな!という事です。


 本書では、そうならないために、自分の呼吸など五感に意識を向けることで、苦しみの元となる外側の情報への反応や、自分の勝手な思い込みをやめる事ができる様になるとの事です。まあ、ここまで至るのが大変とは思いますが、大きなヒントになりました。


 そして、この本は仏教っぽいくせに、先に言った反応や妄想さえしなければ、競争や勝ち負けにこだわって行きるのはOKとしているところが面白いんです。


 ただし、理想の幸せについてもしっかり述べています。その幸せのためには、慈悲喜捨という、相手を思いやり共感し、自分の執着を捨てて、最高の納得を目指して生きる事が大事との事です。


 言葉は優しくわかりやすいのですが、哲学的に深く考えさせてもらえる本なので、折に触れて読み返してみたいと思います。皆さんも、ぜひ本を買ってみて下さい。

😊


 番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。


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[草薙龍瞬]の反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

2020年9月5日土曜日

城戸 久枝 黒島の女たち 特攻隊を語り継ぐこと

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編120日目

 台風10号が接近しています。沖縄、奄美地方では、近年では例のない被害が予想されているそうです。どうか無事に過ぎて欲しいものです。


 さて、今日お勧めする本は、鹿児島と奄美の間にある離島、黒島に関するルポタージュです。


 タイトルからあるように、戦争末期には鹿児島から飛び立った特攻機が黒島に不時着して、特攻隊員と島の人間が交流したこと、それが小林広司監督が映画化したことが、話の筋になっています。


 しかし、私の印象に残っているのは、黒島がとんでもない離島で、住むのも大変ということ。黒島に比べたら、粟島はすごく恵まれているように思えます。


 そんな、離島でありながら、そこに住む人々には、通い詰めたくなる魅力を感じます。


 黒島も台風10号の進路上にありますが、無事を祈っています。


 番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。


ポチってみよう!


2020年9月4日金曜日

今日の選べる晩酌セット1800円:さかなや道場 長岡東口店

 









古市 幸雄 「1日30分」を続けなさい! (だいわ文庫)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編119日目

 昨日はとても暑かったですね。三条、胎内で40度を記録し、夜もずっと30度超えてましたからね。今日も暑くなるそうなので、気を付けて行きましょう!


 さて、今日お勧めする本は、50万部突破の自己啓発本です。


 1日30分で良いから勉強を継続することで、同僚に圧倒的な差をつける事が出来るとの事。勉強は継続が圧倒的に大事だそうです。確かに、学歴と言う、どこの大学を卒業したかというのは、受験生の一時期にどれくらい勉強しましたと言うバロメーターにはなるのでしょう。しかし、それ以降圧倒的に長い年月をどの様に使って行くかが、これからの人生を豊かに過ごすために大事だとの事です。


 短い時間で集中して学ぶコツがギッシリと詰め込まれています。


 1日30分だったらできるのではないかと、読んだ後に、モチベーションがめちゃくちゃ上がりますので、御一読をお勧めします。

😊


 番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。


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2020年9月3日木曜日

今野 敏 棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編118日目

 台風9号のフェーン現象でしょうか?暑い日が続いています。特に昨夜は夜にもかかわらず熱風が吹いていました。そんな家路で月が綺麗に見えていたので、十五夜と思ったのですが、今年は10月1日だそうですね。九月ではないところに違和感があります。


 さて、今日お勧めする本は、今野敏さんの代表作隠蔽捜査シリーズです。


 隠蔽捜査シリーズは大好きな作品なので、ブックカバーチャレンジでも、2作目を紹介していましたが、本作はその2作目から続く大森署を主人公竜崎が去るまでのお話となります。


 今回の見所は、超合理的主義の主人公竜崎に微妙な変化が訪れるところです。降格人事として大森署長となったはずが、異動の噂の中で今の職場に愛着を感じ、これまで合理的一辺倒で済ませてきた自分自身の変化に戸惑います。


 貝沼副署長はそれを竜崎の視野が広くなったと称し、妻は大森署が竜崎を成長させたと評します。ますます人間的魅力が増してきた竜崎を確認できるだけでなく、ターニングポイントになる一冊です。


 番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。


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2020年9月2日水曜日

池井戸 潤 民王 (角川文庫)

 『7日間ブックカバーチャレンジ』番外編117日目

 自民党総裁選の立候補者が出そろったようです。両院議員総会を開いて国会議員と都道府県連代表の投票により決まるそうです。どなたが選ばれるかわかりませんが、世論に右往左往する様な事のない政治をお願いしたいと思います。


 さて、今日お勧めする本は、政治版の半沢直樹、池井戸潤さんの民王です。


 内容はというと、総理大臣とその息子の心と体が入れ替わり、ダメ大学生が政治家として奮闘するというもの。原稿の誤読があったり、バカっぽさ満載の息子が最後にはスカッとさせてくれます。


 特に、いつもの池井戸節の啖呵が乱れ飛ぶセリフが気持ち良い。

「お前らマスコミがバカだから、国民もどんどん勘違いしてバカになるんだよ」

「だれが上場企業だから入れてくれってっていいました?無農薬野菜を食卓に届けたいという会社の考えに共感したからここに来たんです」

「正しいことをして運営できない政局など、そもそも間違っています」

などなど。


 世の中の理不尽なしがらみをバッサリ切り捨てる文章、物語が心にしみます。読後の爽快感がたまりません。


 番外編では、ジャンルに拘らず、自分がもう一度読みたい本、どうしても人に勧めたい本を上げております。


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2020年9月1日火曜日

8月に読んだ本

8月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3474
ナイス数:198

ようこそ実力至上主義の教室へ4 (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ4 (MF文庫J)感想
◯無人島サバイバルの試験が終わり、クルーズ船内で特別試験の後半戦が行われる。試験は『シンキング』を問うもの。干支になぞらえた12のグループに分け、それぞれのグループに割り振られた優待者を当てるもの。今回は、軽井沢と平田の過去が明かされ、新たな関係が築かれていく中で主人公綾小路は、さらに闇の濃いキャラクターになっていく。高円寺、龍園、一ノ瀬の能力の高さに圧倒される。
読了日:08月05日 著者:衣笠彰梧
ウイルスがわかる―遺伝子から読み解くその正体 (ブルーバックス)ウイルスがわかる―遺伝子から読み解くその正体 (ブルーバックス)感想
◯著者自身のvero細胞を使ったウイルス研究について語られている箇所は非常にドラマチックで、研究現場の臨場感が伝わって来た。まるで、大学の講義のように、ウイルスについての説明が続くが、内容が広く専門的で、素人にはついていけないレベルでした。しかし、専門用語などの予備知識を持った上で読めば、ウイルス研究の有用性はもちろん、奥深さと可能性が伝わってくる良いテキストだと思います。
読了日:08月12日 著者:清水 文七
ようこそ実力至上主義の教室へ4.5 (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ4.5 (MF文庫J)感想
◯夏休み後半の出来事が並ぶスピンオフ短編集。本編同様、謎解きの要素もあり、単なる短編ではないように工夫がある。須藤の良いところが見られるところと、葛城の弱い側面が見られたところが良かった。綾小路については、チートな所は良いが、掴みどころがなく、あまり好きになれない主人公である所は相変わらず。
読了日:08月12日 著者:衣笠彰梧
ロスジェネの逆襲 (文春文庫)ロスジェネの逆襲 (文春文庫)感想
☆人は何のために働くか、問われる作品だったと思う。瀬名の父は借金返済の為に働き生命保険で返済すべく命を絶った。主人公半沢は、自分を必要とされる場所にいてそこで活躍する事が一番幸せという。そして、よくある世代論についても、ロスジェネ世代の不満に理解を示しつつ、その問題意識から得た答えで、世の中を変えていけと説く。働く人全てに力を与えてくれる作品。
読了日:08月14日 著者:池井戸 潤
銀翼のイカロス (文春文庫)銀翼のイカロス (文春文庫)感想
◎帝国航空の再建という仕事が、頭取のリクエストにより旧T派閥の審査部から半沢にふられてくる。行内の派閥の争いもある中、帝国航空の再建計画に修正を加え、再建の道筋は出来たかのように見えた。しかし、その緒についたところで、政界では野党が政権をとり、せっかくまとめた修正再建計画を反故にし、国土交通大臣の私設機関タスクフォースが帝国航空再建のため各銀行に大規模な債権放棄を要求してくる。半沢は金融機関のスタンスを堅持し、政治家からの無茶な要求に一歩も引かず、対峙していく。半沢のシンプルかつ強い仕事感に感動を覚える。
読了日:08月14日 著者:池井戸 潤
反応しない練習  あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」感想
◎仏教の奥義を説く本と言っても良いのでは?ブッダの元々の教えにてらして、実用的で、合理的な現代にも使える考え方を説いた本。主に、心の反応を見ること、合理的に考えることにより、「心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法」を丁寧解説している。言葉は優しいが深い内容なので、何度か読み返す必要を感じる。
読了日:08月16日 著者:草薙龍瞬
自業自毒 平成とわた史自業自毒 平成とわた史感想
◯ラジオパーソナリティ遠藤麻理さんの2冊目のエッセイ。雑誌連載記事とラジオで語ったコラム、平成各年を振り返る書き下ろしの三部構成。平成各年を振り返る平成とわた史では、紆余曲折の末にモーニングゲートのパーソナリティとなった麻理さんのやりたい事に向かっていく様子が伝わって来て、とても良かったです。
読了日:08月19日 著者:遠藤麻理
ぼくが正観さんから教わったことぼくが正観さんから教わったこと感想
◯小林正観さんの教えである、『不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言わないこと』『目の前の現象を「うれしい、たのしい、しあわせ」と受け取る』『日々起きる出来事に対して「ありがとう」と感謝する』その実践から、人に喜んでもらえるようになる事が大切。などの紹介と、正観さんの生き方そのものを、知ることが出来る。正観さんの書籍は、多々あるが、第三者が語る事により、その教えが真実味を増しているように感じる。
読了日:08月22日 著者:高島 亮
会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)感想
☆ ある仕事の過程で、マグロ漁船に同行する事になったサラリーマンの書いた本で、マグロ漁についての紹介と、漁師達との会話から得た著者の気付きが記されている。中でも、漁師達との会話が良い。方言丸出しでユーモラスな漁師達の言葉には、地に足のついた、説得力のある教訓が含まれている。以下書抜、つまりの、おいどーらは、おいどーらにできることをすべてやったんど。それから後のマグロが捕れるかどうかなんて、海が決めることど。齋藤ら陸の人たちは、人間ではどうにもならんことまで、なんとかしようとしちょる。それが疲るる原因よ
読了日:08月24日 著者:齊藤 正明
多動力 (NewsPicks Book)多動力 (NewsPicks Book)感想
△ホリエモンが自分のライフスタイルについて、言い訳を並べているだけに過ぎない本。すぐに読みきれる内容なので、刺激が欲しい時に読んでみるのが良いのかもしれない。多角的な視野を求めるのであれば、一読の価値は多分ある。
読了日:08月25日 著者:堀江 貴文
方丈記 (光文社古典新訳文庫)方丈記 (光文社古典新訳文庫)感想
◯方丈記の現代語訳と原文。鴨長明の詠んだ歌、発心集の貧男、差図を好む事がおさめられている。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」で始まる方丈記は、現代語訳ではあの名調子が残らないものの、わかりやすくとても良かったです。大災害に見舞われ、この境地に至ったのかと思うと、なお説得力が増して感じました。
読了日:08月26日 著者:鴨 長明
棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫)棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫)感想
◎シリーズ7まで来て、主人公竜崎に微妙な変化が訪れる。降格人事として大森署長となったはずが、異動の噂の中で今の職場に愛着を感じ、これまで合理的一辺倒で済ませてきた自分自身の変化に戸惑う。貝沼副署長はそれを竜崎の視野が広くなったと称し、妻は大森署が竜崎を成長させたと言う。ますます人間的魅力が増してきた竜崎を確認できる一冊。
読了日:08月27日 著者:今野 敏

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