他人の運転する車にイライラすることはよくあるけれど、それが少し押さえられるかもしれないヒントを見つけたので紹介したいと思います。
今朝車で通勤する途中、前をいくトラックが、 まだ信号が青に変わる前に交差点に突っ込んでいった。
私はそれを見て、
「なんだよ、まだ赤じゃねえか!」って、一人きりの車内で、割と大きな声で独り言を言った。
すると、なんかもういらいらしてきた。
これではいかんと思った私は、
「赤信号を渡っているねえ」って、再び、大きな声で独り言をいった。
しかし、今回はさっきのイライラを和らげてくれるようだった。
イライラする気持ちは、いろいろな原因で起こるものだが、相手を攻める自分の言葉から生まれてくるイライラもあるようだ。
同じ状況でも、相手を攻める言葉を言うか、ただ状況をのべる言葉を言うかでは、イライラの発生する案配がまるで違うことに、気づいてしまった。
心理学者なら、当然知っている当たり前のことなんだろうけど、実感できたことはとても愉快だ。
つまり、イライラの抑え方とは、イラッとした瞬間に、相手を非難する言葉が思い浮かぶ前に、ただ状況を表す言葉を思い浮かべたり、言ってみたりする事です。
これはすぐに出来ることじゃないので、大分訓練が必要です。
私は車を運転する度に訓練していこうと思います。
今回のブログをまとめる際に、言葉によるイライラを体験できる実験をしてみたのですが、それは次回ご紹介したいと思います。